新聞各種や雑誌等から保険に関する最新ニュースをお届けいたします。
2024年7月
2024年7月30日
生命保険会社が財務の健全性を高める新規制への対応を進めています。保有する保険契約の期間に合わせるように超長期の国債の購入を積み増し、保険契約と運用資産のデュレーションギャップ(年限差)はマイナス方向に振れました。生保にとっては金利変動などのリスク耐性が高まったことを示します。超長期債をさらに積み増す動きは乏しく、国債の需給に影響する可能性があります。
2024年7月16日
金融庁、生保の大手代理店広告を調査 商品推奨を左右か |
日本経済新聞 |
生命保険会社による保険代理店向けの広告出稿について金融庁が実態調査に動き始めました。一部の大手代理店が生保から多額の広告費を受け取っており、広告費の多寡が商品推奨を左右したとの懸念があります。アフラック生命保険などは出稿を取りやめました。顧客本位とは言いがたい販売実態が明らかになれば、生保と代理店のもたれ合いにメスが入る可能性があります。大手代理店のFPパートナーとの取引がある生保を調査対象にしています。
2024年7月10日
企業の火災、再発防止にも保険 三井住友海上とあいおい |
日本経済新聞 |
三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険は月内にも、事故発生後の再発防止費用を補償する大企業向けの火災保険を売りします。従来の火災保険は事故発生後の原状復旧の費用をカバーしてきました。保険金で再発防止策を十分に講じてもらい、過去と同様の事故が起きた際の被害を最小限に抑えます。加入企業は、火災や爆発など一定規模以上の事故が発生した場合、再発防止費用として最大5000万円まで受け取れます。
2024年7月4日
USJ、あいおいニッセイ同和損保と協力 来園客に保険提案 |
日本経済新聞 |
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を運営するユー・エス・ジェイ(大阪市)は4日、MS&ADインシュアランスグループホールディングス傘下のあいおいニッセイ同和損害保険と来園客に向けた保険商品の開発などで協力すると発表しました。あいおいニッセイがもつ自動車保険などのノウハウを生かし、客がパークに訪れるまでの交通手段を含めた保険商品を提案できるようにします。あいおいニッセイは保険商品の販売促進にUSJのブランドイメージを生かし、契約者を対象にUSJの入場券をプレゼントするキャンペーンを実施します。USJはあいおいニッセイの顧客など幅広い層の来園につなげます。