新聞各種や雑誌等から保険に関する最新ニュースをお届けいたします。

2023年7月

ビッグモーター、保険金不正で全件調査へ　損保会社要求

日本経済新聞

中古車販売大手ビッグモーターによる自動車保険の保険金不正請求問題で、同社が期間を区切って過去にさかのぼり、車両修理の全件を調査することが22日、分かりました。社内調査を諦め、第三者機関が洗い直す方向で検討しています。社内調査では踏み込み不足になると懸念した損害保険会社が要求した。対象は数十万台規模に膨らむ可能性があります。

大手損保、宇宙保険で100兆円市場に照準 ノウハウ競う

日本経済新聞

大手損害保険会社が宇宙保険の開発に力を入れています。世界の宇宙ビジネスの市場規模は2030年代に100兆円を超えるという試算もあります。各社は月面探査など宇宙での事業展開を目指すスタートアップ企業などと連携しながらリスク分析などのノウハウを蓄積し、将来の宇宙旅行時代に備えます。「月面に着陸するまでのデータを獲得できたのは非常に大きな達成。次に向けた大きな一歩だと考えています」民間企業として、世界で初めて月面着陸船（ランダー）の月への着陸を目指した宇宙スタートアップのispace（アイスペース）。失敗が分かった4月26日、同社の袴田武史最高経営責任者（CEO）は記者会見でそう前向きに語りました。

ビッグモーターの保険金不正請求、少なくとも４９９５万円と発表 国交省が聞き取りへ

YOMIURI ONLINE

中古車販売大手「ビッグモーター」は１８日、自動車保険での保険金不正請求が少なくとも１２７５件、請求総額４９９５万円だったと発表しました。兼重宏行社長が報酬全額を１年間、ほかの取締役全４人が報酬１０〜５０％を３か月間、それぞれ返上・返納します。外部弁護士で作る調査委員会の報告書では、ゴルフボールを入れた靴下や工具で車体を傷つけて修理範囲を広げるなどしていたことが明らかになりました。ビッグモーターは、自動車の整備事業者として認証を受けており、斉藤国土交通相は１８日の閣議後記者会見で、「道路運送車両法に違反する疑いがないか、ヒアリングを行う」と述べました。損害保険大手各社が保険金の返還を求めています。