新聞各種や雑誌等から保険に関する最新ニュースをお届けいたします。

2020年8月

生命保険大手、相次ぎオンライン営業活用　対面見直し

朝日新聞

生命保険大手が、インターネットを活用し、顧客に直接会わない「オンライン営業」の取り組みを相次いで打ち出しています。新型コロナウイルス禍で、営業職員が顧客のもとへ何度も通って信頼関係を築く伝統的な対面営業が見直しを迫られたためです。

かんぽ生命 不適切な保険販売 追加で642人社内処分

NHKニュース

かんぽ生命の保険の不適切な販売問題で、日本郵政グループは保険を販売していた日本郵便の社員と当時の上司にあたる郵便局長など600人を超える社内処分を新たに決めるとともに、自粛している保険の営業活動について、当面は再開しない方針を明らかにしました。そのうえで、問題が発覚したあとの去年7月から自粛している保険の営業については「信頼回復に向けた業務運営を行うことから始める」として、まずは顧客へのおわびを行い、当面は営業活動を再開しない方針を明らかにしました。

コロナ自粛で車保険金支払い減少

NHKニュース

大手損害保険各社がことし４月から６月までに自動車保険で支払った金額が去年の同じ時期より１７％減少したことが分かりました。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛で、事故が減ったことが影響していると見られています。

自動車保険をペーパーレス化　あいおいや東京海上

日本経済新聞

自動車保険の申し込みでペーパーレス化が進みそうです。あいおいニッセイ同和損害保険と東京海上日動火災保険が大手損保で初めて導入します。新型コロナウイルスによりオンライン商談が増えたことにあわせて書類の郵送業務を見直すとのことです。あいおいニッセイ同和は11月にスマートフォンなどから契約手続きができるようにします。顧客に郵送していたパンフレットや見積書もメールなどで送って一連の手続きをペーパーレス化していきます。

生保大手３社、新規契約最大７割減…対面営業ほぼ出来ず

読売新聞

日本生命保険など生保大手３社の２０２０年４〜６月期の個人向け保険の新規契約件数は、前年同期に比べて４〜７割の大幅な減少となりました。新型コロナウイルスの感染拡大で、対面での営業活動を行いにくかったことが響きました。