新聞各種や雑誌等から保険に関する最新ニュースをお届けいたします。

2017年6月

地震保険普及へ自治体と連携　損保協会

日本経済新聞

　日本損害保険協会の新会長に就任した三井住友海上火災保険の原典之社長は30日、地震保険の加入促進のため複数の自治体と連携して取り組む方針を明らかにしました。全国の自治体では市民への防災活動が行われていて、協会はこうした活動にあわせて地震保険への加入を促しています。原会長は「（活動で）地震のリスクや地震保険の内容を理解してもらいたい」と述べました。

高速道の逆走防止　ＭＳ＆ＡＤ、機器と保険セット販売

日本経済新聞

　ＭＳ＆ＡＤインシュアランスグループホールディングスは、高齢者などによる高速道路での逆走運転を防止するシステムを導入しました。運転席付近に専用の車載装置を置けば、全地球測位システム（ＧＰＳ）が作動して逆走を検知。運転手に音声などで危険を知らせ、家族にも通報します。自動車保険と合わせた活用で利用者による事故防止と事故後の対応両方の利便性を高めました。

海外Ｍ＆Ａに保険、現法の損害補償　三井住友海上

日本経済新聞

　三井住友海上火災保険は、日本の海外現地法人によるＭ＆Ａ（合併・買収）リスクを補償する保険を投入しました。買収した海外企業の財務状況に虚偽が発覚して損害を被った場合などに、一定額を補償します。日本企業が市場拡大を求めて海外企業のＭ＆Ａを加速していることに対応します。

マネーフォワード、ひまわり生命と提携　保険見直し提案

日本経済新聞

　家計簿アプリなどを手掛けるマネーフォワード（東京・港）は、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命と提携します。マネーフォワードが生命保険会社と提携するのは初めてです。ひまわり生命が開発した将来資産の見通しなどを示すサービスと組み合わせて新たなサービスを提供します。利用者が個人の収入や家族構成に見合った保険を見直すきっかけにしたい考えです。