新聞各種や雑誌等から保険に関する最新ニュースをお届けいたします。

2016年10月

損保ジャパンが民泊利用者向け保険を来月にも発売　火災・物損補償

産経ニュース

　損害保険大手の損保ジャパン日本興亜が、一般住宅を宿泊施設として利用する「民泊」の利用者を対象とした新しい保険を１１月にも発売することが１５日、分わかりました。利用者が宿泊時に火災を起こしたり、建物や設備を壊してしまったりした場合の損害賠償を補償。訪日外国人向けに急病時の病院の紹介といったサービスも提供します。訪日客らに安心して民泊を利用してもらえるようにするのが狙いで、民泊利用者を対象とした保険は業界初ということです。

事故多い道を避けて案内　ナビアプリ、損保ジャパン開発

朝日新聞

　交通事故の多い道は避けて案内します――。損害保険大手の損保ジャパン日本興亜は、自社がもつ事故のデータを活用して、目的地までより安全な道順を案内するスマートフォン向けカーナビアプリを開発しました。同社の自動車保険の契約者を対象に月内にも無料で配信します。渋滞を避けて道案内するカーナビは普及しているが、事故が多い道を避けて案内する機能は業界で初めてといいます。

商品力磨き内外で攻勢　損保ジャパン、米同業買収を発表

日本経済新聞

　ＳＯＭＰＯホールディングス傘下の損害保険ジャパン日本興亜は５日、米国で事業展開する企業保険大手エンデュランス・スペシャルティ・ホールディングスを買収すると発表しました。買収で海外事業の収益比率を引き上げるとともに、専門性の高い商品の開発力を取り込む。

大手３損保、４〜９月の保険料収入2.3％減　駆け込み反動で

日本経済新聞

　大手損害保険３グループが６日発表した４〜９月の保険料収入（速報値）は計３兆7986億円と前年同期から2.3％減りました。上期で前年の実績を下回ったのは７年ぶり。火災保険が18.1％減と前年同期の駆け込み需要の反動で大きく減少しました。

損保ジャパン日本興亜、６５００億円で米保険大手買収へ

朝日新聞

　損害保険大手、ＳＯＭＰＯホールディングス（ＨＤ）傘下の損保ジャパン日本興亜が、米保険大手エンデュランス・スペシャルティ・ＨＤを買収する方針を固めたことが、５日わかりました。買収額は約６５億ドル（約６５００億円）で、国内損保の買収では過去２番目の規模となります。人口減少で国内市場が伸び悩む中、収益源を海外に求めます。

日生、豪銀生保事業の買収完了

SankeiBiz

　日本生命保険は３日、オーストラリアの大手銀行、ナショナル・オーストラリア銀行（ＮＡＢ）の生命保険事業の買収手続きを完了したと発表しました。約２２億豪ドル（約１７６０億円）で株式の８０％を取得して子会社化し、社名は「ＭＬＣライフインシュアランス（ＭＬＣＬ）」としました。残りの株式２０％はＮＡＢが保有し、オーストラリア全土にある銀行支店や傘下の代理店を通じて保険を販売します。日生は、国内４位のＭＬＣＬの年間保険料収入を、５年後をめどに首位にしたいとしています。

損保ジャパン、新車の保険割引拡大　切り替え需要取り込む

日本経済新聞

　損害保険ジャパン日本興亜は2017年１月から、自動車保険の新車割引を強化します。車両保険の新車割引について値下げ幅を最大７％から21％に拡大したうえで、適用期間も最長３年から５年に延ばします。14年４月の消費増税前に発生した自動車の駆け込み需要から３年が経過するのにあわせ、他社からの切り替え需要を狙います。