新聞各種や雑誌等から保険に関する最新ニュースをお届けいたします。
2015年5月
2015年5月26日
地震保険料2〜3割上げ 政府が損保と調整 |
日本経済新聞 |
政府と損害保険各社は共同で運営する家庭向けの地震保険について、来秋以降、保険料を段階的に平均2〜3割引き上げる方向で調整します。南海トラフや首都直下地震の最新のリスク評価を織り込み、保険金の支払い余力を高めます。巨大地震への備えを固める狙いですが、昨夏に続く値上げで家計には負担増になりそうです。
2015年5月21日
損保3グループが最高益 15年3月期 海外好調、自動車収益改善 |
日本経済新聞 |
東京海上ホールディングス(HD)など大手損害保険3グループの業績回復が鮮明になってきました。2015年3月期の連結純利益はそろって最高を更新し、3社合計で前の期に比べ約4割増の4400億円程度になったもようです。主力の自動車保険で採算改善が進んだほか、大きな自然災害がなく保険金の支払いが想定を下回りました。円安の追い風で海外事業も利益水準を押し上げました。
2015年5月15日
富士火災が基幹システムを全面停止、週末に障害解消目指す |
日本経済新聞 |
米AIG傘下の中堅損保である富士火災海上保険は2015年5月15日、保険契約を管理する基幹システムを全面停止したと発表しました。5月12日から断続的にシステム障害が発生し、保険契約の確認や事故対応などに支障が出る状況が続いていました。
2015年5月11日
朝日生命、基金1200億円を返済へ 経営改善で |
日本経済新聞 |
朝日生命保険は11日、株式会社の資本金にあたる基金について8月に1200億円を出資者に返済する方針を固めました。2015年3月期に死亡保険や介護保険など保障性商品の保険料収入が増加に転じ、経営改善が進んだと判断。返済を延期していた基金1310億円の大半を返します。返済後に基金800億円と劣後ローン400億円の組み合わせで資本を再調達して財務の健全性を維持します。負の遺産を処理し、攻めの経営に転じます。
2015年5月7日
AIU損保と富士火災、新社名は「AIG損害保険」=合併は16年7月以降 |
時事通信 |
AIGジャパン・ホールディングス(東京)は7日、経営統合作業を進めている傘下のAIU損害保険と富士火災海上保険の合併後の新会社名を「AIG損害保険」とすることを発表しました。合併時期は、関係当局の認可を前提に2016年7月以降となる見通しです。
2015年5月4日
地震保険料:3割上げ、業界検討…「首都直下」確率反映 |
毎日新聞 |
住宅向けの地震保険料を決める損害保険業界の団体が、政府による首都直下地震の発生確率予測が大幅に上昇したことを受けて、保険料を全国平均で約30%引き上げる必要があるとの試算をまとめたことが分わかりました。
2015年5月2日
住生・富国も増配へ 大手生保、運用好調で還元 |
日本経済新聞 |
大手生命保険会社で個人保険の契約者配当を増やす動きが広がってきました。住友生命保険は2015年3月期決算で2年続けて増やすほか、富国生命保険も3年連続で増配します。株高や円安で運用収益の改善が進んでおり、利益を契約者に還元する姿勢を鮮明にします。