新聞各種や雑誌等から保険に関する最新ニュースをお届けいたします。

2014年9月

再生医療で病院向け保険　三井住友海上など、普及の後押しに

日本経済新聞

三井住友海上火災保険など大手損害保険会社は再生医療向けの新たな保険商品の販売を11月に始めます。再生医療を受けた患者らに健康被害が生じた場合に、病院側に代わって保険金を支払います。賠償金は１人あたり最大１億円とし、手術後で最長10年間は保険の対象とします。

広島土砂災害、保険金支払い35億円　損保協

日本経済新聞

日本損害保険協会の桜田謙悟会長（損害保険ジャパン日本興亜会長）は18日の記者会見で、８月に広島市で起きた大規模な土砂災害に絡む保険金支払いが約35億円に上る見込みだと明らかにしました。内訳は自動車保険が12億円、火災保険が21億円などです。これまでに2600件ほど請求があり、16億円を支払いました。

火災保険10年超廃止　損保各社、15年秋契約分から

日本経済新聞

損害保険各社は2015年10月以降に契約する火災保険の期間を現行の最長36年から最長10年に改めます。台風や豪雨などの自然災害が増えて、将来のリスクの予測が難しくなっているためです。長期の保険を希望する人は、10年ごとに契約の更新が必要になります。保険料は期間が長いほど割安に設定されており、実質的な値上げとなります。

損保ジャパン日本興亜が発足　単体で国内最大の損保

日本経済新聞

損害保険ジャパンと日本興亜損害保険が合併した新会社「損害保険ジャパン日本興亜」が１日、発足しました。単体の保険料収入は東京海上日動火災保険を抜き、国内最大の損害保険会社になります。収益力では他の大手損保に後れを取っており、新体制で海外展開の加速や保険以外のサービス事業の拡大に取り組みます。