新聞各種や雑誌等から保険に関する最新ニュースをお届けいたします。

2014年6月

損保ジャパン、初の円建て大災害債　巨大台風向け100億円

日本経済新聞

損害保険ジャパンが大きな台風が起きたときに保険金支払いに充当できる円建ての大災害債券を発行しました。発行額は101億円で、円建て大災害債の発行は初めて。再保険と大災害債を併用して、巨大な台風のリスクを分散させます。大災害債は金融商品として投資家の人気が高まりつつあり、円建て債の市場が広がる可能性があります。

地震保険契約5.2％増1583万件　13年度末、伸び率は鈍化

日本経済新聞

損害保険料率算出機構は13日、３月末時点の家庭向け地震保険の保有契約数が1583万8144件となり、前年同期に比べて5.2％増えたと発表しました。全都道府県で増えたものの、伸び率は東日本大震災を受けた2011年度の10.5％、12年度の6.8％と比べて鈍化しました。13年度の新規契約件数は12年度と比べて1.2％増の約955万件でした。

住友生命、メディケア生命を完全子会社化へ

読売新聞

住友生命保険は１０日、三井生命保険との共同出資で２００９年に設立した「メディケア生命保険」を７月１日に完全子会社にすることを決めました。現在、メディケア生命には住友生命が約９１％、三井生命が約９％を出資しており、住友生命は三井生命が保有する株式を５０億円で取得します。メディケア生命は、店舗などで扱う割安な医療保険の販売が好調で、業績を伸ばしており、住友生命は販売経路を広げ、医療保険事業を強化します。