新聞各種や雑誌等から保険に関する最新ニュースをお届けいたします。

2014年2月

＜損保２社＞自動車保険値上げへ　１％程度検討

毎日新聞

損害保険大手ＮＫＳＪグループ傘下の損保ジャパン、日本興亜損害保険の両社が、９月までに主力商品の自動車保険の保険料を値上げする方針であることが２５日、明らかになりました。４月の消費増税で自動車の修理費などが値上がりするため、保険料に転嫁します。上げ幅は今後さらに詰めますが、１％程度になる可能性もあります。

大雪の保険金600億円、過去最大級に　大手３損保

日本経済新聞

今月の記録的な大雪による保険金の支払額が大手損害保険３グループ合計で、600億円規模に上ることが21日分かりました。関東甲信を中心に家屋の損傷や自動車の事故が相次いだためで、雪による保険金支払額としては過去最大級となります。

損保ジャパン、生保絞る　第一生命子会社から出資引き揚げ

日本経済新聞

損害保険ジャパンは保有する第一生命保険の窓販専門子会社「第一フロンティア生命保険」の株式を第一生命に売却する方針を固めました。2008年に10％出資していた分で、売却額は150億円前後となる見通しです。損保ジャパンは傘下の生保子会社「損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ（ＤＩＹ）生命保険」も第一生命に売却し、生保事業はグループ内のＮＫＳＪひまわり生命保険に絞ります。

第一生命、低価格保険に参入　損保ジャパンから買収

日本経済新聞

第一生命保険は外資系やインターネット系生保が扱う割安な生命保険販売に参入します。９月末までに損害保険ジャパンの生保子会社を買収したうえで、2015年中に低価格の保険販売を始めます。従来より２〜３割安くなる見通しです。新興勢力の台頭で低価格帯の品ぞろえが必要と判断、主に若年層などを取り込みます。

自動車保険、海外に活路　あいおいニッセイ同和や損保ジャパン

日本経済新聞

損害保険各社が自動車保険分野で海外進出を加速しています。あいおいニッセイ同和損害保険はトヨタ自動車と組み、ロシアや東欧に進出する方針を固め、損害保険ジャパンはアジアや南米で買収した現地保険会社を活用し、シェアを高めます。国内市場は少子高齢化などで頭打ちのため、国内で蓄積したノウハウを生かして成長余地の大きい海外に活路を求めます。

東京海上、未払い１２万件か…把握して対応せず

読売新聞

東京海上日動火災保険が、保険各社で保険金の大量不払い問題が発覚した２００５年、当時発表した以外にも自動車保険の一部を支払っていないことを内部調査で把握しながら対応せず、現在も最大で１２万件の未払いが残っていることがわかりました。