新聞各種や雑誌等から保険に関する最新ニュースをお届けいたします。

2011年9月

日本損害保険協会は21日からスタートする秋の全国交通安全運動を前に、協会ホームページに掲載している「全国交通事故多発交差点マップ」を更新しました。各都道府県の「人身事故件数ワースト5交差点」の事故類型などの情報をまとめているほか、交差点利用者に役立つ情報を追加しています。

生命保険協会は20日、7月の収入保険料を発表しました。47社合計の収入保険料は前年同月比2.6％増の2兆8,158億円となりました。増収は3カ月連続。医療保険など個人向け保険や団体保険が好調でした。

日本損害保険協会は15日、東日本大震災による地震保険の支払総額が約1兆2000億円となる見通しを発表しました。阪神大震災（783億円）の約15倍となり、14日現在で約1兆1450億円の保険金が支払われました。

日本興亜損害保険と東京海上日動火災保険は、2012年1月に自動車保険の保険料率を引き上げます。高齢者の事故増加などで自動車保険事業の採算が悪化していることが背景です。日本興亜損保は平均で1.8％、東京海上日動は平均で1.7％引き上げる予定です。

台風12号の豪雨被害で、大手損害保険5社の保険金支払総額が100億円を超える見込みとなりました。1社当たりの支払件数は4,000〜6,000件になる見通しで、雨風による住宅への被害額が大きく、火災保険の支払いが大半を占めます。

大手損害保険会社5社は6日、8月の収入保険料（速報値）をまとめました。5社合計の収入保険料は前年同月比3.8％増の4,708億円となりました。増収は6カ月連続。4月からの自動車損害賠償責任保険の料率引き上げで自賠責保険は5社すべてで2ケタの大幅増収となりました。

日本興亜損害保険は、世界で約90社の損害保険会社が加盟するインターナショナル・ネットワーク・オブ・インシュアランス（INI）に1日付で加盟しました。加盟保険会社同士でグローバル企業の保険引き受けを補完しあうのが狙いです。原則1カ国1社の加盟となります。

日本自動車販売協会連合会は1日、8月の登録車（排気量660cc超）の販売台数（速報値）をまとめました。8月の登録車（排気量660cc超）の販売台数は前年同月比25.5％減の21万6,510台となりました。エコカー補助金の駆け込み需要が旺盛だった昨年の反動で大幅に減少となりました。

国土交通省は31日、自動車損害賠償責任制度の周知活動を9月末まで実施すると発表しました。ポスターやリーフレットを各関係機関などにおいて掲示・配布するほか、各運輸支局では地域の損害保険会社・代理店などと共同で街頭において自賠責制度をPRします。これらの活動を通じて自賠責保険・共済への加入促進に努めます。