新聞各種や雑誌等から保険に関する最新ニュースをお届けいたします。

2011年8月

直販損害保険主要8社の2011年4〜6月期決算が出そろいました。主要8社合計の自動車保険の保険料収入は前年同期比7.7％増の544億8,700万円となりました。自動車保険の保険料収入は8社中7社で前年同期実績を上回りました。

損害保険料率算出機構は23日、2010年度に火災保険に新規加入した契約者のうち地震保険にも加入した人の割合が48.1％と前年度より1.6％増えたと発表しました。8年連続の増加となりました。

日本興亜損害保険は22日、オランダの保険代理店「ナテウス・ネーデルランド」を買収すると発表しました。日本興亜の海外関連事業は、海外進出する日本企業を対象に損保事業を展開してきたが、オランダを手はじめに現地企業向けにも拡大します。

国土交通省はアジア地域を中心とする自動車新興国に対し、日本の車検やリコール、自賠責保険など関係諸制度の導入支援を検討します。各国のさらなる経済成長や安全・環境対策を後押しし、日本と同様の諸制度が根付けば国内流通各社の海外進出を活発化する可能性もあります。

大手損害保険3グループの2011年4-6月期連結決算が12日出そろいました。3グループ合計の純利益は前年同期比5.4％減の1,052億円となりました。海外の自然災害に伴う保険金支払いが増えたほか、円高で海外収益が目減りしたことが要因です。正味収入保険料は合計で1兆7,561億円と横ばいでした。

そんぽ２４損害保険は、全国500店舗のカー用品店のモニターを活用したＰＲ活動を開始しました。待合室などのモニターで、テレビＣＭと同様の広告を掲出。自動車ユーザーにターゲットを絞り込んだ広告展開により効率的なＰＲ活動を行うことで、契約者数の拡大につなげます。

日本興亜損害保険は5日、日本興亜日本橋ビル（東京都中央区）で常陽銀行と「がんばっぺ！茨城 1Day試食店」を開催しました。茨城県内の農業者や食品加工業者を支援するのを目的に、1食100円の特産品試食販売などを行いました。

大手損害保険会社5社は4日、7月の収入保険料（速報値）をまとめました。5社合計の収入保険料は前年同月比2.8％増の5,604億円となり、5カ月連続の増収となりました。自動車損害賠償責任保険の料率が4月に上がった影響が出たほか、地震保険の需要が増え、火災保険の収入保険料も大きく増えたことが要因です。

そんぽ２４損害保険は、ディーラーや整備事業者などモーター代理店での保険の取り扱いを強化します。ディーラーや整備事業者のバリューチェーンが進む中、低価格な保険商品の取り扱いを提案することで代理店数を拡大し、新規保険契約の増加を図ります。

日本興亜損保と日本の環境情報を世界191カ国に発信しているNGOジャパン・フォー・サステナビリティは7月15日、世界の子どもたちをつなぐコミュニティサイト「未来クル・MIRACLE-こども未来創造プロジェクト」をプレ・オープンしました。