新聞各種や雑誌等から保険に関する最新ニュースをお届けいたします。

2010年12月

損保ジャパンは27日、中国の大手商業銀行の上海銀行と販売提携すると発表しました。2011年1月から上海銀行の窓口を通じて現地企業に火災保険を販売します。日本の損害保険会社が中国の銀行と保険販売で提携するのは初めてです。

ジャパン少額短期保険は24日、インターネットのホテル予約サイト「ベストリザーブ」と提携し、旅行先の天候が雨や雪だった場合に宿泊代を全額返金する保険を発売したと発表しました。国内のホテルを予約する際に、宿泊料の5％を追加すると天気保険が適用される仕組みになっています。

直販型損害保険会社の自動車保険が伸びています。主要8社の2010年4〜9月期の保険料収入は、8社合計で前年同期比9％増の991億円となりました。雇用・賃金を巡る環境が依然厳しいなか、利用者が保険料の安さを重視する傾向が続いています。

自動車損害賠償責任保険の保険料が4年ぶりに引き上げられる見通しとなりました。交通事故の被害者への保険金支払いが増加し、収支が想定以上に悪化する可能性が高まっています。2011年1月に開かれる自賠責保険審議会で具体案を検討します。

日本損害保険協会は14日、加盟27社の4〜9月期の保険料収入を発表しました。27社合計の保険料収入は前年同期比0.6％増の3兆5,333億円となり4年ぶりに前年実績を上回りました。自動車保険の保険料率引き上げが寄与しました。

ネクスティア生命保険は自社のサイトで、アクサ損害保険の自動車保険を販売します。同保険は年間予想の最大走行距離や、使用目的など細かな区分で保険料を算出するほか、位置確認サービスや休日の事故対応などの利便性も確保しました。

生命保険協会は7日、2010年4〜9月の保険料収入を発表しました。47社合計の保険料収入は前年同期比3.8％増の17兆4,712億円となりました。主に銀行の窓口を通じて販売する年金型商品の収入保険料が14.8％増の1兆3,387億円と好調でした。

大手損害保険5社は6日、11月の保険料収入（速報値）を発表しました。5社合計の保険料収入は4,559億円となり、前年同月に比べ0.3％増え、2カ月ぶりの増収となりました。アジア向けを中心に荷動きが回復していることを映し、船や貨物の損害を補償する海上保険が5.3％増加しました。

日本損害保険協会は1日、特設ホームページを開設し、「もっと知ろう！自賠責保険」キャンペーンをスタートさせました。自賠責運用益拠出事業についての認知を高めるのが目的です。

損保ジャパンとソフトバンクモバイルは2日、業務提携し、ソフトバンクの携帯電話から簡単に保険に加入できるサービスを15日から開始すると発表しました。海外旅行、国内旅行、スポーツ・レジャー、ゴルファーの4種類の商品を用意。1日単位300円から提供します。

日本自動車販売協会連合会は11月の登録車（排気量660ｃｃ超）の新車販売台数（速報値）を発表しました。11月の新車販売台数は、前年同月比30.7％減の20万3,246台と3カ月連続の減少となりました。9月のエコカー補助金終了に伴う反動減が続き、小型乗用車などの販売が大きく落ち込みました。