新聞各種や雑誌等から保険に関する最新ニュースをお届けいたします。

2010年11月

AIGエジソン生命保険は29日、被保険者が死亡や高度障害の状態になるとに年金を毎月給付する収入保障保険を発売しました。脳卒中など3大疾病にかかった場合や、所定の要介護状態に該当した場合にも給付する特約を新設。被保険者の生存中の収入減少リスクに対応します。

日本興亜損害保険は、生物多様性の保全活動の一環として「日本興亜の森」と名付けた森林資源整備地帯を2020年までに10カ所に拡大する予定です。10カ所の整備を通じ、二酸化炭素吸収源の確保にも貢献したい考えです。

一般企業の売上高にあたる「正味収入保険料」は、MS&ADインシュアランスグループホールディングスとNKSJホールディングスの2社が増収となり、3グループを合わせた正味収入保険料も3年ぶりに増収となりました。

損害保険ジャパンの年金払い積み立て傷害保険の契約件数が、9月の発売から2カ月間で１万件を超えました。公的年金を捕えるよう貯蓄性に重点を置いた定額年金商品で、払込保険料総額に対する戻り率が高い点を評価されました。

イーデザイン損害保険は、個人顧客のホームページ・ブログへの広告掲載を開始しました。掲載期間は今月から2011年1月末までにする。これにより同社の認知度向上につなげたい考えです。

損保ジャパンひまわり生命保険は、自社のホームページ上に先進医療の対象となる医療技術や医療機関を検索できる「先進医療ネット」を新しく開設しました。同社は医療保障保険に、先進医療の技術料を保障する特約を設けており、9割以上の契約者が特約を付加しています。

日本興亜損害保険は自動車保険の顧客対応を強化するため、自動車事故の相談に応じるコールセンターを札幌市に開設し、開所式を開催しました。来年春以降より毎日24時間、電話で事故の際の初期対応サービスを提供します。

明治安田生命保険は8日、インドネシアの中堅生命保険会社アブリストと資本・業務提携すると発表しました。約10億円を出資して5％の株式を取得しました。国内損保が同国の生保に出資するのは初めてです。今後は現地の日系企業に団体保険事業を展開します。

大手損害保険5社は5日、10月の保険料収入（速報値）を発表しました。5社合計の保険料収入は4,989億円となり、前年同月比1.1％の減少となりました。エコカー補助金が終了したことを受け、新車の販売台数が大幅に減少し、自動車損害賠償責任保険の収入が7.6％も減少しました。

日本生命保険の販売代理店が9月末時点で目標値の1万店を超えました。主力の営業職員よる販売に加え、税理士や金融機関などを販路に組み込んで販売網の多様化を進めてきました。