新聞各種や雑誌等から保険に関する最新ニュースをお届けいたします。

2010年9月

損保ジャパンひまわり生命保険は11月、通院による治療費も保障するがん保険を発売します。がんによる入院期間が短くなる一方、通院治療患者数が増加している実態に対応します。入院を伴わない通院治療を制限なく保障するのは初めてです。

あいおい損害保険とニッセイ同和損害保険は28日、金融庁から27日付で、10月1日付の合併に関する認可を取得したと発表しました。新会社名は「あいおいニッセイ同和損害保険」で、社長には鈴木久仁あいおい損害保険社長が就任します。

日本興亜損害保険は、環境をテーマとするＦＭラジオ番組「日本興亜損保Eco Action World」の単独スポンサーとして番組提供を開始しました。この番組を通じて環境保全の重要性を広く訴えていきます。

生命保険協会は24日、7月の保険料収入を発表しました。47社合計の保険料収入は前年同月比1.1％減の2兆7,441億円となり、6カ月ぶりに減収しました。銀行窓口での保険販売が主力だった個人年金保険が低迷したことが主因となりました。

明治安田生命保険は24日、東京海上日動火災保険と損保商品の販売での提携を正式に発表しました。2011年10月をめどに、全国の営業職員を通じて東京海上日動の自動車保険や火災保険、傷害保険を販売します。

米保険大手メットライフは、来年買収予定の米生命保険会社アリコについて、日本でのブランド名を「アリコジャパン」から「メットライフアリコ」へ変更する方針を固めました。アリコの知名度が高いため、日本では名前を残すことにしました。

自動車損害賠償責任保険の販売が急拡大しています。8月の自賠責保険の保険料収入は大手損害保険6社合計で535億円となり、前年度月と比べて8.6％増加しました。エコカー補助金の終了を前に、新車販売が増加したことが主因です。

東京海上日動あんしん生命保険は、健康で長生きをした保険契約者を対象に、80歳、85歳、90歳の時に祝い金を支払う介護保険を11月2日に発売します。保険金額500万円の場合、80歳・85歳になると各25万円、90歳時には100万円を給付します。一方で介護が必要になると保険金を一括で支払い、経済的負担に迅速に対応します。

日本興亜損害保険は、中核代理店1059店が省エネに取り組み、2009年度のCO2排出量が前年度比3.2％減少したと発表しました。ガソリン使用量13万5000リットル、電力使用量17万4000キロワット時をそれぞれ削減しました。

損害保険ジャパンは日用品のリコール費用に加え、事故調査などのコンサルティング費用も補償するリコール保険を発売しました。コンサルティング費用も含めて補償するのは損害保険業界で初めてです。

生命保険協会が31日、生保47社の6月の保険料収入を発表しました。生保47社合計の保険料収入は前年同月比3.7％増の3兆2,080億円となり5カ月連続の増収となりました。4-6月期の保険料収入は8兆7,895億円で、前年同期に比べ5.1％増えました。

明治安田生命保険は31日、重度のがんにかかった際に死亡保険の前払い請求を行える特約「重度がん保険金前払特約」の取り扱いを開始すると発表しました。効果が期待できる治療がないなどの条件に該当する場合、余命を問わずに最高で3,000万円まで請求が可能となります。特約の保険料は無料です。