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2010年5月

第一生命保険と明治安田生命保険は2009年度分の団体年金保険（一般勘定）の配当を2年ぶりに復活させます。日本生命保険と住友生命保険は増配します。2009年度は株式相場が堅調に推移したため、運用利回りが改善したことが要因です。

ジェイアイ傷害火災保険がまとめた2009年度の海外旅行での事故発生率は3.03％となり、2008年度より0.19％上昇し、調査を開始した1996年以来で過去最高となりました。保険金の支払いで最も多かったのは「治療・救援費用」で45.6％でした。

MS＆ADインシュアランスグループホールディングスは20日、傘下の三井住友海上きらめき生命保険とあいおい生命保険が10月1日付で合併すると発表しました。合併新会社名や経営体制などは決まっていません。

日本生命保険は17日、保険金の請求手続きを簡素化したと発表しました。1種類の請求書で、複数の保険金の支払いを受けられるようになります。請求書や医師の診断書をデータベース化し、保険金支払いまでの期間も短縮されます。

東京海上ホールディングスの傘下であるイーデザイン損害保険は、ウェブ見積もりの新機能の提供を開始しました。従来は、9画面、最大45項目の入力が必要でしたが、新サービスでは、1画面、8項目の入力で正式な保険料の見積もりが可能になります。

アメリカンファミリー生命保険は、保険契約の引き受け基準を緩和した終身医療保険を発売します。手術保障対象を公的健康保険の適用範囲にまで拡大したほか、「放射線治療給付金」や「先進医療一時金」の保障内容を新設しました。

大手損害保険会社6社は11日、4月の保険料収入を発表しました。6社合計の保険料収入は前年同月比1.9％増の6,636億円となり、6か月連続の増収となりました。エコカー減税を追い風に自動車販売が回復基調にあり、主力の自動車保険や自賠責保険が増えたのが要因です。

ペットの診療費を補償するペット保険の加入件数が2010年末時点で前年末比24.7％増の54万1千件となり、過去最多となる予測を調査会社の富士経済がまとめました。同社は今後も増加するとみています。

日本興亜損害保険は、インドにおける風力発電プロジェクトおよび水力発電プロジェクトから創出された排出権を取得し、2009年度上期分として合計1,420トンのカーボンオフセットを実施しました。2009年度の実施件数は前年同期比17.5％増の約10万5,000件となりました。

アクサ損害保険は、千葉銀行と提携し、自動車保険の販売を始めると発表しました。千葉銀行のウェブサイトを通じて直接アクサダイレクトでの見積もり、申し込みができるようになります。