新聞各種や雑誌等から保険に関する最新ニュースをお届けいたします。

2010年1月

損害保険ジャパンと日本興亜損保は、2010年4月付で設立予定の共同持株会社「NKSJホールディングス株式会社」のマークとロゴタイプを決定するとともに、ホームページのプレサイトを開設しました。

格付投資情報センターは、損害保険ジャパンと日本興亜損害保険の経営統合が両者の株主総会で承認されたことを受けて、日本興亜損保の発行体格付けをA＋からAAに変更しました。

三井住友海上火災保険は22日、中国で北京支店を開業しました。保険を引き受けられる支店を北京市に構えるのは日系損保では初めてとなります。三井住友海上にとっては上海、広東に続く営業拠点になります。

自動車保険専門の通販会社である「イーデザイン損害保険」は22日、契約更新時の年間保険料を6月から1万円安くする割引制度を設けることを明らかにしました。割引は携帯電話のインターネットを通じて更新した保険料一括払いの契約者が対象となります。

直販損保主要7社の4月〜9月期の自動車保険の保険料収入が発表されました。7社合計の保険料収入は前年同期比8.4％増の904億円となりました。景気低迷により消費者が節約志向を強めているのが主因です。

損害保険ジャパンは15日、4月から自動車保険の保険料を実質値上げすることを明らかにしました。エアバッグなど安全装置が付いた軽自動車への割引制度を廃止することで、保険料は平均0.8％値上がりする見通しです。事故で支払う保険金が増加していることが主因です。

東京海上グループで自動車保険のインターネット販売を手掛けるイーデザイン損害保険は、NTTファイナンスと共同で、契約者がホームページに入力したクレジットカードの番号を暗証化して管理する体制を構築しました。これにより、不正利用されるリスクを軽減できます。

損害保険ジャパンと日本興亜損保は、2010年度から両社の研修施設を相互利用できるようにします。また、代理店研修を担当する講師やモーター代理店向けのハイブリッド車講習などの研修メニューについても共有化を図る予定です。

損害保険大手6社は7日、2009年12月の保険料収入（速報値）を発表しました。6社合計の保険料収入は前年同月比3.6％増の5,883億円になり、2カ月連続の増収となりました。4〜12月の累計では4兆6,388億円と前年同期比0.7％減になり、わずかに前年実績を下回りました。

2010年4月に経営統合する損害保険ジャパンと日本興亜損害保険は7日、リスクコンサルティング事業でサービスの相互利用を開始しました。初の連携で統合効果の前倒しを狙います。