2009年5月

あいおい損害保険は、子会社のあいおいリスクコンサルティングを通して、雷被害による事業中断のリスクに関する診断サービスを6月から開始します。診断結果に基づき雷被害に対応した事業継続計画（BCP）の策定を支援します。

日本興亜損害保険は、昨年10月から6ヶ月間にわたり実施した「エコ安全ドライブコンテスト」の最終成果をまとめました。燃費減少率は▲4.3％、事故件数減少率は▲20.1％となりました。参加企業の78.3％の企業において、事故発生件数が前年以下となる等、エコ安全ドライブの取り組みが燃費向上や交通事故削減に高い効果があることを確認できました。（こちら）

損害保険ジャパンは20日、ブラジルの中堅損害保険会社「マリチマ」の増資の引き受けなどにより普通株式の50％を取得すると発表しました。出資額は約144億円。同社の現地子会社と連携してブラジルでの保険事業を強化します。

あいおい損害保険は18日、同日発売の新型プリウスに対する車両保険の保険料を15％割り引くと発表しました。インターネットなどで自動車保険を直接販売する損保会社の保険料に近い水準にし、エコカーの普及を後押しする考えです。

日本興亜損害保険は、全社員参加型の「CO2マイナス15％運動」を開始しました。ISO14001（環境マネジメントシステム）を用いて、2012年度までに2006年度対比で15％以上の二酸化炭素削減、25億円程度の関連コスト削減を目指します。（こちら）

損保ジャパンひまわり生命保険は、新医療保険の発売を開始しています。基本保障は、入院給付金をベースに手術見舞金を組み込み、シンプルで分かりやすい内容にしました。また、特約数も8と旧商品（計31）に比べ大幅に減らしました。

アイエヌジー生命保険は13日、変額年金保険と変額終身保険の販売を8月から停止すると発表しました。金融危機の影響で運用環境が悪化したことが主因です。今後は中小企業向けの保険事業に特化します。

明治安田生命保険は、メタボリック症候群予防と改善支援のためのサイトを開設しました。健康診断結果や自身の生活習慣を入力することでメタボの度合を表示するとともに、生活習慣改善へのアドバイスを提供します。

大手損害保険6社の4月の営業成績が11日出そろいました。全体の保険料収入は6社合計で前年同月比0.03％減の6,535億円とほぼ横ばいとなりました。自動車保険の保険料収入は6社合計で前年同月比0.5％減の3,229億円でした。

住友生命保険は8日、変額年金保険の一部販売を9月末で休止すると発表しました。株価の低迷などで運用環境が悪化し、他社が同商品の販売を休止したことなどから、同社の販売シェアが急増し、保険引き受けリスク管理ができない恐れがあると判断しました。一括払いした保険料の元本が全額保証される商品が対象です。

損害保険ジャパンは、6月から海外旅行保険（企業包括契約）に加入する海外駐在員と同行するその家族を対象にメンタルヘルス対策サービスの無料提供を始めます。日本と異なる生活習慣などから発生するストレスからメンタルヘルス対策を必要とするケースが増えています。