2009年1月

損害保険ジャパンは家庭用省エネ機器の購入資金を、優遇金利で融資する商品の販売を開始しました。通常の金利から0.3％割引いた金利を適用し、住宅への省エネ機器の普及を促進します。

SBI損害保険は2013年度までに、自動車保険契約件数を30万件に増やす考えです。今後は自動車保険一括見積もりサイトからの加入件数を高めるとともに、インターネット以外の加入窓口を拡大する予定です。

損害保険大手の三井住友海上グループホールディングス、あいおい損害保険、ニッセイ同和損害保険の3社は23日、2010年4月の経営統合で合意したと発表しました。3社合計の損害保険料収入は2008年3月期の連結ベースで2兆7300億円となり、実現すれば国内首位の損保会社が誕生します。

住友生命保険は20日、「通院特約」の新規販売を停止すると発表しました。代わりに、通院特約の請求漏れを防ぐ新商品を23日から発売します。新商品では入院費用・通院費などを一時金で支払います。

ソニー損害保険は16日、自動車保険の保有契約数が2008年12月末に100万件を突破したと発表しました。同社は2003年3月期決算から現在に至るまでダイレクト損保会社のなかで自動車保険元受正味保険料の首位を堅持しています。

東京海上ホールディングスとＮＴＴグループは共同出資で専門の損害保険会社を新設し、今春にも開業する予定です。新会社では保険料を抑えた自動車保険の新商品を開発し、携帯電話やネットで販売する方針です。

太陽生命保険はタイ銀行大手の「タナチャート銀行」と業務提携します。また、同銀行の持ち株会社の株式を最大5％程度取得する計画で、タイでの業務拡大を目指します。

ソニー損害保険はアニコム損害保険と2008年12月に募集業務および事務代行に関する契約を締結し、2009年1月19日からペット保険の販売を始めます。ソニー損保のウェブサイト上でアニコム損保のペット保険を紹介し、近日中に両社のウェブサイト上で契約締結が可能になる予定です。

アクサ生命保険などと契約していた保険代理店が、中小企業の名義を借りて架空の生命保険契約を結び、保険会社から多額の販売手数料を不正に取得していたことが16日に判明しました。不正に取得した手数料は100億円規模とみられ、金融庁が調査する方針です。

第一生命保険は14日、インド保険監督当局から13日に商品認可を取得したと発表しました。1月中にも、現地大手国有銀行2行と設立した合併生命保険会社「スター・ユニオン・第一ライフ」の営業を開始する予定です。

日本生命保険は13日、保険料を一括で払う一時払い年金保険と養老保険について、予定利率を現行の年1.20％から0.1％引き下げ、1.10％にすると発表しました。2月1日の契約から適用します。

大手損害保険6社の2008年4月-12月の営業成績が8日出そろいました。自動車保険の保険料収入は前年同期比1.3％減の2兆2627億円となり、ニッセイ同和損害保険を除く5社で減収となりました。

三井住友海上火災保険は7日、米国で気象変動に伴う損失を補填する「天候保険」を発売したと発表しました。3年間で10億円の売上高を見込みます。日系損保よる米国での天候保険発売は初めてです。

日本興亜損害保険は、同社が実施する「エコ安全ドライブコンテスト」の参加企業数が6012社になったと発表しました。参加車両数は約24万台となります。（こちら）

かんぽ生命保険が、昨年2月に業務提携した日本生命保険と共同で「がん保険」商品を開発し、2009年度中に販売することが31日に判明しました。がん保険事業に本格参入するかんぽ生命は、必要な事務体制の整備などを日本生命の協力を受けて進めています。